パピートレーニングから
成犬の問題行動カウンセリングまで
 
第3回JAPDTカンファレンス
2008年8月27日〜30日に麻布大学で行われた日本ペットドッグトレーナーズ協会(JAPDT)主催の
第3回JAPDTカンファレンスに参加してきました。
今年はスケジュールの都合上、27日〜29日の3日間だけ参加しました。

JAPDT
とは、"Japan Association of Pet Dog Trainers"の略称。
アメリカのAPDTを目標として2006年日本で発足した、犬にやさしいトレーニングを奨励し、より良い人と犬の関係を築くことを目的として活動する団体。
JAPDTの公式ホームページ→http://www.japdt.com

※アメリカのAPDT(Association of Pet Dog Trainer)は、1993年にイアン・ダンバー博士によって家庭犬のトレーナーのための教育及び交流の場として創設された協会で、現在約5000人のペットドッグトレーナーが所属している。

今回のカンファレンスでは、6講義を聞いてきました。
●8月27日 スティーブ・ホワイト  Demo 【頼りにしていいよ!-信頼性の鍵となるもの】
スティーブ・ホワイト Workshop 【頼りにしていいよ!-信頼性の鍵となるもの】
●8月28日 ロジャー・アブランテス 【都会の子犬】
内田 佳子 【行動治療のABC】
●8月29日 キャロリン・クラーク Demo 【パピートレーニング入門としてのパピー・パーティ】
スティーブ・ホワイト 【アーバン・トラッキング】

今回聞いた中で特に面白かった講義は、内田先生の【行動治療のABC】とスティーブ・ホワイトの【アーバン・トラッキング】でした。
内田先生の講義は以前も聞いたことがあるのですが、とにかく「面白い!!」の一言。
行動学や問題行動修正などの話はだいたい難しい感じになってなかなか頭に入ってこないのですが(^_^;)、分かりやすい例や冗談を交えて話してくださるのでとても聞きやすいんです。
また内田先生が去年、日本で初めて行われたCPDTテスト(プロのペットドッグトレーナー対象の国際試験及び資格認定プログラム)を受験(そして合格)したため、実際に受けたテスト内容から模擬テストを作って講義の中で50問出題してくれました。
自己採点でしたが、答えられない問題が多数あり勉強不足を痛感しました・・・。
来年から(?)定期的に日本でも受験できるようになるようなので、しっかり勉強しようと思います!
私の仕事に直接役に立つ情報もあり、あっという間の3時間20分の講義でした。

スティーブ・ホワイト氏のアーバントラッキングの講義は、トラッキングに関して全く知識がなかったので新しい世界を知るという感じで、とても面白かったです。
また警察官出身ということもあり、トレーニングの取り組み方や考え方、教える内容などが一般家庭犬のトレーニングとは違い、興味深かったです。
特に、警察犬のトラッキングで犯人を捕まえた場合、裁判で証拠としての確実性が必要になるという話が印象的でした。
余談ですが、講義の中で犯人を捕まえるときにとる動作を見せてくれたのですが、銃をかまえる仕草がさまになっていて“さすがアメリカ!”と思っちゃいました(笑)

〔講師紹介〕
キャロリン クラーク
カナディアン・ケンネルクラブの終身会員。
1967年よりバイタウン・ドッグ・オビディエンス・クラブの会員となりトレーニングを始め、獣医師協会、動物看護士コース、地域団体、犬種クラブ、教育委員会、コミュニティーカレッジ、警察、人道協会でクラスを指導してきた。
現在は、カナダをはじめアメリカ、スカンジナビア、日本など世界各国でトレーニングと行動のセミナーを多数開催している。
またカレン・プライヤーのアカデミーのスタッフとしても活躍中。
スティーブ・ホワイト
元警察官で、長年警察犬課に在籍していた。
1993年、ワシントン州警察警察犬協会公認マスタートレーナーとなり、現在は警察K9アカデミーのインストラクターとして活躍している。
また、カレン・プライヤーのクリッカー・エキスポのチーフインストラクターでもある。
オペラント条件付けに基づいた陽性強化を使った行動修正、トラッキング、臭跡作業を専門としている。
 
ロジャー・アブランテス
動物行動学および進化生物学博士であり、デンマーク、コペンハーゲンのEtologisk Institut (所)の科学ディレクター。
行動学、進化論、人類学をテーマとしたレクチャーや犬と馬の学習に関する実践コースを多数開催。
総合大学、大学、ドッグクラブ、動物愛護団体などでレクチャーを開催するとともに、一般市民や警察官・軍人向けのセミナーやレクチャーも多数行っている。
 
内田 佳子
酪農学園大学准教授、獣医師、獣医学博士、CPDT。
USAタフツ大学、コーネル大学、ペンシルバニア大学の行動治療科にて問題行動治療を学ぶ。
1997年、北海道にある酪農学園大学にて行動治療科としつけ教室を立ち上げ現在にいたる。
日本各地で獣医師、動物看護士、市民向けの講演活動を精力的に展開し、動物行動学と行動治療学、動物福祉の普及に努めている。

[今回のカンファレンスの講師の方々]  ※他にもたくさんのスピーカーが様々なテーマで講義をしていました。
※各講義の概要、講師の詳しいプロフィールを知りたい方は、JAPDTのHPをチェックしてみてください。
 →http://www.japdt.com/conference/3rd/index.html

今年は今までと違い、犬連れで参加できるデモやワークショップがたくさんありました。
今回私は犬なしで参加しましたが、もし来年も犬連れで参加できる講義があればゼン連れで参加したいです。
ただ、開催が真夏でなければ良いのですが・・・(^_^;)

JAPDTは専門家だけしか受講できないという訳ではないので、一般の飼い主さんもぜひ参加してほしいです♪

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